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乳酸菌の種類

★☆乳酸菌の種類☆★

最近続々といろいろな種類の乳酸菌が発見され、話題を呼んでいます。
それによると乳酸菌の種類によって働きに違いがあるというのです。

実は乳酸菌は1種類だけではなく、
『属・種・株』とそれぞれの持つ性質により枝別れし、
末端の菌レベルに至っては、数え切れないほどの種類があります。


菌属は大きく3つに分けられます。


◎乳酸桿菌属(ラクトバチルス)

⇒ヨーグルトに多く含まれ、乳酸菌飲料にもよく利用される。
  生きて腸まで届くというもの。


◎ビフィズス菌属(ビフィドバクテリウム)

⇒腸内で最も多く検出される菌のひとつ。乳酸菌飲料などによく利用される。


◎連鎖球菌属(ストレプトコッカス)

⇒多糖類を産出し、ヨーグルト独特の滑らかさを付腸内からは検出できない。



乳酸菌の種類は多く、自然界のあらゆる所に分布していますが、
その全てが人間の腸内で生きられるものではありません。

人間の腸内で働く為には、まず胃液や胆汁の殺菌能力に耐えて、
生きたまま腸内に到達できることが必要なのです。


★☆工夫された乳酸菌☆★

口から摂取する99%の乳酸菌が生きたまま腸に届くことなく死滅すると言われています。
乳酸菌は胃酸と胆汁酸というバリアに勝ち、腸に定着できる強さが必要なのです。

これらを考えていろいろな工夫をされた乳酸菌が増えています。



▽▲腸内環境の改善・整腸作用▲▽


【クレモリス菌】 『カスピ海ヨーグルト』
   酸素を必要としない通性嫌気性。これに反し、アセトバクター菌は好気性。
   ヨーグルトでは、このアセトバクター菌の層が蓋となって、
   牛乳内のクレモリス菌が空気に触れないようにします。
   クレモリス菌は乳酸をつくりますが、乳酸は苦手です。
   これだけでヨーグルトを作ると、菌は死んでしまいます。
   そこでアセトバクター菌が乳酸を食べます。両者が協力して生きているのです。
 

【ラクトバチルス・デルプレッキ・サズスプ・ブルガリアスLB81】 『明治ブルガリアヨーグルト』
   日本では代表的な乳酸菌です。
   ブルガリア菌2038株・サーモフィルス菌1131株の働きで作られ、
   整腸作用に優れています。

【ビフィドバクテリウム・ラクティス・Bb-12】 『多くのヨーグルト製品に使用』
   酸に強く、また耐胆汁性も有した乳酸菌で、
   大腸まで死なずに届き、腸内環境を改善します。

【ビフィドバクテリウム・ロングム・BB536】 『ビヒダスヨーグルト』
   乳酸の他に酢酸を出し、悪玉菌を撃退。
   世界で初めて作られたビフィズス菌ヨーグルトに含まれていた菌。

【ラクトバチルス・ガゼイ・NY1301】 『ピルクル』
   胃酸に強く、大腸まで死なずに到達できる乳酸菌で、腸内を改善させます。
   悪玉菌を抑制する働きもあります。

【ラクトバチルス・ヘルペティカス・CK60】 『カルピス』
   善玉菌の増加を促進し、悪玉菌を減少させる腸内環境改善効果が認められています。

【ラブレ菌】 『ラブレ』
   酸や塩分に強いため、胃液や腸液に耐えて『生きたまま摂取できる』植物性乳酸菌として、
   健康食品などで扱われている。
   平安時代から伝えられている京都の伝統的な漬物、「すぐき漬け」に含まれる乳酸菌で、
   京都の女性の美しさと深く関係があると言われています。

【ビフィドバクテリウムBIO】 『BIO』
   世界12カ国で販売されているビフィズス菌。食物通過時間を短縮する。

【ラクトバチルス・ガゼリ・SP】 『ナチュレPRO GB』
   人の腸に常在している乳酸桿菌。世界で始めて大腸内に定着し、
   腸内に長く留まることが出来るので、優れた腸内改善機能が認められている。
   また、コレステロール低下作用も認められているので、脂肪が気になる人にも良い。



▽▲アレルギーやガン・病気に対抗する▲▽


【ヤクルト菌(ラクトバチルス カゼイ シロタ株)】 『ヤクルト』
   1930年、代田稔博士は胃液や胆汁などの殺菌力の強い消化液にも耐えて
   腸に到達する乳酸桿菌を人の腸内から選び出しさららに強化培養することに成功。
   現在、摂取する菌の数を200億~400億に増やして、
   できるだけ多くの乳酸菌が腸に届くように工夫しています。
   NK細胞をはじめ、体の様々な免疫力を高めることで、がん予防や再発抑制に効果的。

【乳酸菌KW3110株】  『ノアレ』
   キリングループがアレルギー症状や花粉症などの緩和を目的に開発されたもの。
   キリンでは小岩井農業との共同開発で
   KW乳酸菌をヨーグルトやカプセルに入れて販売しています。
   動物を使用した研究ではアレルギーと深い関係のある
   白血球のバランスを整えることがわかっています。

【EF乳酸菌】
   乳酸球菌の一つ、エンテロコッカス・フェリカス菌です。
   乳酸菌の中で白血球を一番強められる菌です。
   免疫の活性化が期待できます。

【ビフィドバクテリウム・ブレーベ・ヤクルト】
   医学的・栄養学的にも整腸作用が認められている。
   大腸のただれを緩和、特に潰瘍性大腸炎の症状を軽減することがわかっています。

【ラクトバチルス・ラムノーズ・GG】
   1986年アメリカ、ゴルバッハとゴルディンによって発表。
   胃酸・胆汁酸に強く小腸で免疫活性を維持し、
   大腸に達して腸内環境を改善します。
   抗腫瘍効果も期待ており、乳児のアトピー発現抑制効果があります。
   その発現率はほぼ半分にまで軽減されています。



▽▲ピロリ菌の撃退▲▽


【LG21】 『プロビオヨーグルト・LG21』
   明治乳業の保有する約2,500種類以上の
   乳酸菌ライブラリーの中から発見されました。
   正式名称は、ラクトバチルス カゼイOLL2716株。
   研究報告では、ピロリ菌に対する働きを報告しています。
   除菌性および感染防御性については特許を取得しています。

【ラクトバチルス・ガゼイ・LC1】 『LC1ヨーグルト』
   腸壁への吸着率が強いのが特徴。小腸に機能して免疫を維持。
   様々な病原菌の吸着を阻止します。
   ピロリ菌の抑制や、発ガン物質関連酵素の低下作用が期待できます。



▽▲口臭や歯周病▲▽


【LS1】 
   東海大学医学部感染症研究室、古賀泰裕教授の研究グループにより発表されました。
   口腔内の悪玉菌である歯周病原菌を抑制、口腔内細菌叢を正常化する働きがある。
   それにより、口臭の減少や歯周病予防にも効果がある。

【L.ロイテリ】
   母乳から発見された乳酸菌。乳酸のほか、抗菌物質“ロイテリン”を分泌します。
   積極的に悪玉菌を撃退します。
   最近になり、虫歯菌(Sミュータンス菌)の殺菌効果があると認められました。



上記にあげた乳酸菌は代表的なものの、ほんの一部です。
他にも数え切れないくらいの乳酸菌が私達の生活に関っているのです。


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