ハリウッド俳優をはじめ、世界的企業トップの専任医師といった世界的各国のVIPから信頼され、
35万人以上の胃腸を診察し、現在アルバード・アインシュタイン医科大学外科教授および
ベス・イスラエル病院内視鏡部長であり、『予防医学』の世界的権威、新谷弘実先生はこう語る。
「人にも人相・手相があるように、胃腸にも胃相・腸相があります。」
胃相・腸相がキレイな人は、
粘膜の色がピンク色で表面が滑らかであり、粘膜の下の血管も見えます。
更に胃腸の状態が良いと言うだけでなく、体全体が健康だと言うことです。
胃腸は食物を消化・吸収・排泄するところなので、
胃相・腸相には摂取する食べ物・飲み物・食習慣の影響が素直に現れます。
悪いものを摂っていれば、体に異変が起こるのも当然です。
また、間違った排泄法や生活習慣を続けていれば、
確実に胃相・腸相は悪くなります。
そして、体の健康状態も悪くなり、老化も急速に進みます。
新谷先生も
「胃相・腸相は寿命まで知らせてくれるといっても過言ではありません。」
と話されています。
1950年代、高たんぱく質食・高脂肪食の蔓延していた頃のアメリカ人の腸は
固く短く、粘膜ヒダが多発しています。
また内腔も狭く、憩室(ポケット状の大腸のくぼみ)があり、
宿便の残存が多く見られました。
しかもそのような腸相の人の多くは
大腸ポリープ・大腸がん・大腸炎・憩室炎といった大腸の病気を発症しています。
さらには動脈硬化・高血圧・心臓病・糖尿病・肥満といった生活習慣病や、
前立腺がん・乳がんなども患っていました。
そして、驚いたことに1970年代の高度経済成長期を経て、
日本人も食生活に肉・牛乳・乳製品などの動物食を多く摂るようになったことで、
大腸がアメリカ人の腸相に似てきました。
その結果、日本人も腸相が悪くなり大腸がん、大腸ポリープが急激に増えたのです。
本来、日本人は農耕民族です。
欧米人より日本人の方が腸は長いと言われていますが、
これは日本人がどちらかというと草食だからです。
草食は消化するのに時間がかかります。
穀物を主食とする農耕民族は狩猟民族と比べると瞬発力に欠けるものです。
これは肉が消化吸収されて、血中のアミノ酸量が増えると瞬発力になるからです。
そういう意味では、おそらく肉食動物は太く短く生き、
草食動物は細く長く生きるものなのだと思います。
長生きをしたいのなら、やはり菜食中心の生活を送るべきでしょう。