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腸からの便り ~トイレでチェック!~

★☆理想は黄土色の細身バナナ!☆★

【理想の便】とは、以下のようなものです。

・水分が70~80%で、150~200g
・細身のバナナ状のものが2本くらい。
・弱酸性で色は明るい黄褐色。
・キレがよく、柔らかいもの。臭いもあまりない。
・リズムがあればなお良し。


必ず朝というわけでなくても、
1日のうちのどこかの時間に毎日定期的にあれば大丈夫です。

一回あたりの排泄量というのは、
食事の量や内容によって違ってきますので、当然個人差があります。

基本的には食物繊維を多く摂っている人は多くなる、といってよいでしょう。


日本人が一日に排便する量は平均125g~180gです。

特に繊維を多く摂っていれば、200~300gになることもあります。
食物繊維の少ない食生活をしていれば、便は少なくなるのですから、
当然欧米人は日本人に比べて排泄量が少なくなります。

大体60~90gしか排便がないといわれています。


★☆形・色・臭の3点に注意!☆★

便のチェックをする際は、形・色・臭いに注目してみてください。


形 ― 便の硬さを決めるのは、含まれる水分量。
     理想は70~80%の水分が含まれています。時速10cmくらいのスピードで腸内を移動。

     ・便秘の場合 → 水分70%以下。コロコロ状、カチカチ状ウンチの出来上がり
     ・下痢の場合 → 水分90%以上。水状、ドロドロ状ウンチの出来上がり


色 ― 便の色を決めるのは、脂肪消化を助ける胆汁色素の量。

     ・茶色~黒(緑褐色) → 動物性のタンパク質や油脂の摂取量が多いので、
                      胆汁も多く出る。アルカリ性。
     ・黄褐色          → 理想的な色。善玉菌の働きが良いことが伺える。弱酸性。


臭い ― 好んで嗅ぎたいものではないでしょうが、できるだけ日常的にチェックしたいものです。
      健康な人の便は善玉菌の働きが強いので、
      発酵性のすこしすっぱい匂いで、悪臭とは呼べません。

      腸内で悪玉菌が活性化して人は、『インドール・スカトール』と言った
      悪臭の原因により、刺激臭がします。これはタンパク質が分解されたもの。
      高たんぱくの偏った食生活を送っていると、それだけで便が臭くなるのです。


健康な人の場合は相対的にビフィズス菌が優勢です。
ところが歳をとっていくと腸内フローラのバランスも老化を迎えます。

とくにビフィズス菌の勢力は衰退する一方です。

60歳くらいになると、ビフィズス菌はわずか1%程度にまで減ってきます。
逆に急激に勢力を伸ばしてくるのが悪玉菌。
これによって腸内環境はどんどん腐敗現象が進行。

これは体が老化して消化機能が衰えた結果です。
そうして腸内環境の老化が、さらに肉体の老化を進行してしまいます。


逆に言えば、何らかの方法で腸内フローラの老化をストップできれば、
からだの老化も防げるということです。


★☆1日1kg排便する民族☆★

摂取する食品中の食物繊維が少ないと、大腸の病気が発生しやすくなることは明らかです。


大腸の病気は欧米人には普通にみられますが、
アフリカの原住民や高地民族には極めて稀な病気です。
これは、食物繊維の摂取量と排便量に関係しています。


原住民族や高地民族は1日に500~1000g近くも排便するというのです。


食事はサツマイモ、タロイモ、ヤマイモなどのイモ類が中心に1kg近く食べます。
やはり食物繊維を大量に摂取していました。
イモ類以外にはキュウリやタマネギなどの野菜類が多く、
タンパク質の摂取量は日本人の半分以下となっています。

だからといって、体格が貧弱ということはありません。
むしろ日本人よりも逞しい体つきをしているのです。


私達でも同じ食事をすると、翌日~翌々日には1kgもの排便があります。
つまり、この大量排便は原住民や高地民族だけに特有なものではなく、
食事内容を変えることによって誰にでも可能なものだということです。


試しにやってみると良いでしょう。
もしそれで少量の排便しかないようなら、かなり腸のバランスが崩れていると言えます。



 
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